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玉露茶栽培で新たな発見、データの持つ説得力を実感 – 株式会社システムフォレスト/福岡県農林業総合試験場八女分場
「経験や勘に頼るこれまでのやり方では、古くから伝わってきた玉露づくりの技術が途絶えてしまう」。将来の茶栽培に危機感を募らせていた八女茶生産者と、茶葉の栽培・加工などの試験研究を行う福岡県農林業総合試験場八女分場は2018年10月、カメラや温度センサーなどのIT 機器を活用した茶葉の栽培技術の確立を目的に「八女伝統本玉露IoT システム開発・実証事業」をスタートした。
背景
八女伝統本玉露は、茶園に設置した稲わらで太陽の光を調整する「覆下栽培」を行うなど、味と品質を最高に保つため、今でも手間を惜しまずに伝統的な生産方法を守り続け製造されている玉露。全国茶品評会では、5年連続で農林水産大臣賞と18年連続で産地賞を獲得するなど、高品質な玉露生産に力を注いできた。しかし、今までのような経験則を主体とした技術の伝承では、技術を習得するまでにとても時間がかかります。生産者の高齢化や、深刻な後継者不足の問題を抱える地元の実情を考えると、このままでは優れた伝統技術も、十分に伝えることができなくなると不安を感じていた。それだけに、データを基にしたマニュアル化された栽培技術の確立が急務となっており、経験の浅い若手の生産者にも分かりやすく、短期間で効率的に技術を伝える方法として、IoTを活用した実証実験をはじめた。
電照菊栽培管理の利便性が向上 – 秋田県農業試験場/カマルク特定技術研究所株式会社
カマルク特定技術研究所株式会社は、秋田県園芸メガ団地花きスマート農業実証コンソーシアムの秋田県農業試験場にて実施されている「先端技術の導入による計画的安定出荷に対応した露地小ギク大規模生産体系の実証」向けに、電照菊のLED電球点灯の制御状況や栽培育成環境の計測管理をEnOcean無線通信で実現するクラウドサービスの開発に成功しました。
背景
菊は日本の代表的な花(国花)で、主に葬祭や法事など1年間を通して広く使われています。しかし、菊はもともと短日植物で、日長時間(昼の長さ)がある一定よりも短くなると花を咲かせる性質を持っています。その為、電照菊栽培では、夜間に栽培圃場内をLED電球等で電照し人工的に日長時間を調節することで、人為的に花の咲く時期をコントロールし、祭事で使用するタイミングに合わせて咲かせていました。生産者の負担を考慮すると、自宅や出掛け先といった遠隔から「正確・リアルタイム・簡単」に圃場と栽培状態を「見える・知る」機能が必要であり、IoT技術の導入が求められています。
仕組み
電照菊は路地圃場で栽培されており、降雨や風といった自然環境の影響もある為、それに耐えうる環境性能とセンシング用の配線のしやすさが重要で、かつ圃場と栽培状態を「正確・リアルタイム・簡単」に「見える・知る」ことができる機能が必要でした。
そこで、電照に使用する耐候性LED電球の電流変化を検知する機構に「電源不要・配線不要」のEnOcean電流センサを採用、栽培環境の計測にも同様にEnOceanセンサを採用することにより、全てのセンシングをEnOceanセンサに集約。
焼成炉の管理で現場作業の負担軽減 – 株式会社システムフォレスト/光洋電器工業株式会社
天草で採掘される良質な陶石の活用を目的として創業し、窯業として75年以上と長い歴史がある光洋電器工業株式会社は、創業以来昼夜の別なく稼働する焼成炉を管理するため3交代制での勤務体制を続けてきた。同社の働き方改革に向けた取り組みとして労働環境の改善、採用などの人事面の効果を図る為、焼成炉のIoT管理システムを導入した。
背景
碍子は磁気製品の為、成形した粘土を焼き固める焼成の工程は特に重要で、焼成炉の稼働状況を監視する為に、3交代制で担当者が工場に常駐する必要があり、稼働状況のチェック、制御盤に表示される炉内の空気やガスの発生量、温度といったデータを担当者が手書きでノートに写すという作業をこれまで続けてきた。焼成炉は24時間、夜間であっても稼働しているので、稼働状況をチェックするために、どうしても人を配置する必要があり、その為社員は定期的に夜勤をすることになるので、通常業務にも影響が及ぶ。こうした雇用環境を何とか改善したいという思いから、IoT導入に踏み切った。
仕組み
焼成炉の稼働状況を常時遠隔監視するためのシステムで、炉内の空気量やガスの発生状況、焼成温度などをデータ化しパソコン上に表示させる仕組み。ダッシュボード機能で、複数データをわかりやすく見やすいデザインで表示でき、全体を素早く把握することが可能。トラブル発生時にはアラームで知らせる仕組みを取り入れられ、人が24時間監視する必要もなくなる。
IoTシステムで養豚場の稼働状況を可視化 – 株式会社システムフォレスト/有限会社協同ファーム
養豚場内では、自動給餌器・スクレイパー方式の自動除糞装置などの故障・水道管の水漏れ・排水溝の詰まりなどが日常的に起こり、従業員はたびたび補修に追われる事があった。また夜間は無人になる為、トラブル発生時は半日近く、故障に気がつかずに放置されてしまう事もあり、また、故障場所は豚舎に行かないと確認できない為、遠隔でモニタリングできるシステムが必要となっていた。
そこで、クラウド型勤怠管理サービスを導入したものの、養豚場の各設備の管理・修理を行っている時間が、一日の約1/3にもなっていることがわかった。そこで、設備管理の省力化を図りながら、豚を見る時間を確保すべく、IoTを活用した次世代豚舎の実現に至った。
背景
養豚業界は、20-30年前と大きな違いはなく、未だに多くの作業が人手に頼る形で成り立っており、若者にも人気のない職場で長続きする人が少なく、常に人手不足に悩まされている。加えて、畜産業界はTPPやEPAなど海外市場との厳しい競争にさらされ、安い海外産の豚肉と競争する時代が目前に迫っており、大きな岐路に立っている状況。高品質な豚肉生産には、職場環境の改善、設備管理の効率化や省力化、生産管理の徹底、およびビジネスとしての収益を確保するために、IT や IoT といった先進的な設備投資が不可欠となっている。
仕組み
人感センサーによるレストランの利用状況可視化 – カジュアルレストラン アンソレイラ
カジュアルレストラン アンソレイラでは、人感センサーを使ったシステムで、レストランの空席状況、滞在時間を可視化~分析し、オペレーションの改善~サービスの向上・労働時間短縮・人件費削減を狙った。
仕組み
レストラン内の4名~6名のBOX席には誰かの足が動くと存在を検知するオプテックスの在室検知センサー(CPI-J)を設置することで在不在を検知。また、1~2名席では客が10~15分全く動かないことも多いため、人体の熱を検知する存在検知センサー(CPD-J)を1~2名席には設置しています。
センサーから得られたデータは無線でゲートウェイを介してクラウド上にアップロードされます。空席状況、稼働率、滞在時間等がアプリケーションにより自動集計~ダウンロードできます。
テーブル下に設置したオプテックス社の在室検知センサー(CPI-J)と存在検知センサー(CPD-J)テーブルの下に両面テープで張り付けるだけで、数か月だけ利用して取り外す際も大掛かりな撤去工事は不要。
高額医療機器の所在管理 – 医療機関
医療機関において、心電計や吸入器などの高額医療機器は移動式のものが多く、様々な場所で使われるため、使いたいときにどこにあるかがわからないといった課題が、医療機器を管理されている部門で発生していた。IoT技術を使い、どの医療機器がいまどこにあるかが即座にわかる仕組みを作り改善した。
仕組み
病棟のエレベータフロアや廊下など、人や物の移動ルートの分岐先(出入口)に受信機(IoTゲートウェイ)を設置し、BLEビーコンの受信網を構築。心電計、呼吸器などの高額医療機器には、屋内の照明光で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”PB10-B”を装着。ビーコン電波を何時、どの受信機で受信したかをサーバー側で管理する仕組み。“PB10-B”は病院内の照明で発電したエネルギーを使いBLE信号が発信できるため、電池交換の心配もなく各機器の所在管理が出来ることが評価されている。構築されている受信網はモノだけではなく、人の位置情報システムにも利用できる。今後の拡張として医者、看護師、事務員などの病院スタッフや、患者さんの位置情報管理への応用を提案している。人の場合は歩行時の体の振動で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”EB10-B"が利用できる。こちらも電池交換の心配をする必要のないシステムとなる。
使用機器
児童の登下校をセキュアに見守り – 光和ネットサービス
仕事や家庭の事情などで児童の通学時に送り迎えができない場合、登下校の状況が分からず、帰宅時間が遅い時などは心配が募っていたが、児童のランドセルに取り付けた電池レスビーコンの電波を受信するシステムを導入することで、児童が学校に着いたのか?学校を出たのか?分かるようになったので不安が解消された。
仕組み
ランドセルに取り付けられた電池レスビーコンは、歩行時の振動で発電したエネルギーを使って、暗号化したBLE信号を発信している。校門などに取り付けられた受信機(IoTゲートウェイ)の近くを通ることで、その信号がキャッチされ、登録された保護者に校門通過メールが通知される。
BLEビーコンを使った児童見守りシステムは他社からも展開されているが、本システムの特徴は以下の差別化機能を持たせたことにある。①振動発電型電池レスビーコンを採用コイン電池を採用した一般的な電池ビーコンの場合は6~12ヶ月程度で電池交換をする必要があるが、ランドセルの横に取付けた振動発電型電池レスビーコンは、歩行時の振動で揺れることによって発電してBLE信号を発信する。電池交換を気にする必要がない。②信号が毎回変化するセキュア機能を採用iBeacon方式のBLE信号は、フリーで公開されているスマホアプリでもUUID/Major/Minorなどの電波の中味を読み取ることができるので、BLEビーコンの持ち主を特定することができる。これは児童の見守用途で使っているBLEビーコンが、真逆のストーカー用便利ツールにもなってしまう可能性を持っていることを意味している。そこで、電池レスビーコンに暗号化技術を組込み、毎回異なったBLE信号を発信する機能を加えた。これにより、仮に電波を傍受されてもBLEビーコンの特定が困難になる為、ストーカーによる被害を受け難いシステムになった。
Society5.0の実現にむけたスマートハウスをIoT技術で構築 – 日立東大ラボ
社会課題解決と経済発展を両立する未来社会”Society 5.0”を実現する取り組みの中で、特に独居高齢者を想定した、センシングから見える化の先までも実現する次世代のスマートハウスの実現を目指している。スマートハウス構築の研究を進めるにあたり環境構築が急務であり、本番運用にもそのまま活用できることを目指した実験用模擬住宅を構築した。
仕組み
居住空間の温度や湿度のセンシングデバイス、ドアの開閉センサー、人感センサー等のデータをIoTゲートウェイで収集し、収集したデータはデータの蓄積・可視化が行えるオンプレミス型のサーバーを利用しており、インターネット環境が無い場所でも使える仕組みになっている。
センサネットワークモジュール 開発キット – IoTを手軽に実現できる
モーションデータとともに、気圧、温度、湿度、照度などの環境データを取得。低消費電力通信のBluetoothで通信を行うセンサネットワークモジュールです。幅広い業務でIoTを実現できます。
特長
Bluetoothを採用コイン電池で長寿命稼働を実現 - 全センサを1分毎に計測した場合、電池寿命は1年マイコンを搭載きめ細かなセンサ制御も実現、低消費電力にも貢献多彩なセンサを搭載気圧、温湿度、UV/照度、6軸センサー (加速度・地磁気)小型内蔵モジュール高密度実装で18.5 x 5.6 x 3.4mmを実現。ウェアラブル用途にも最適
仕様
温湿度センサ – 省エネ、快適空間をより簡単に実現
簡単設置:通信経路は自動で選択されるので設定時間の短縮ができます。安定通信:920MHz帯無線通信により、安定した無線通信を可能にします。見える化: 空調の制御だけを行うと場所によって温度のバラつきが出てしまい、不快な環境となることがありますが、ECOnectは実際の温湿度や照度を計測することで最適な環境づくりに貢献します。電力との相関も、無償の見える化ソフト「KW Watcher」で簡単に把握できます。昼休みや夜間などの不要な空調や照明を改善することにもつながり、お得に省エネを実現します。
仕様
■本体仕様
名称温湿度センサ 型番UENRST101定格電圧3V DC 電池寿命(+25℃にて)(注1) 10年(送信間隔10分)使用周囲温度-10~+60℃保存周囲温度-20~+70℃使用周囲湿度 30~85%RH(+25℃にて)結露なきこと保存周囲湿度30~85%RH(+25℃にて)結露なきこと耐振動 ...
環境センサ BAG型 – 温度・湿度・照度・気圧・騒音・VOCに無線がついた複合型環境センサー
オムロンの環境センサは、温度、湿度、照度、UV、気圧、騒音、VOCを計測するセンシング機能と無線通信機能を搭載した超小型の複合型センシングコンポーネントです。
特長
6種類のセンサと無線機能、電池を搭載BLEビーコン通信採用により、1対n通信のセンサネットワークを容易に構築可能メモリ内蔵により、データの欠損防止アプリケーション例家居住空間のモニタリング熱中症の予防、対策大切な方の見守り快適な睡眠の準備に屋外熱中症、UV強度のアラート天候の変化をキャッチオフィスオフィスのモニタリング快適な職場環境の維持に工場作業環境の最適化に
仕様
名称環境センサ 型番形2JCIE-BL01電源電圧DC3V(リチウム電池 CR2032×1個)測定機能温度、湿度、照度、UV Index*1、気圧、騒音通信方式Bluetooth low...
アーミン928・人感センサー(天井) – 「環境発電」技術を用いた天井取付型の人感センサー
電池交換を必要としないワイヤレス人感センサーですソーラーセルにより発電・蓄電したエネルギーを利用して動作しますエリア内に動体があれば「人感」と検知し、「人感」を一定時間検知しない時、「人感なし」と検知します検知結果と「センサー固有のID」を無線送信します
特長
簡単に設置できる!その後はメンテナンスフリーワイヤレスだから配線工事不要、簡単に取付けられます送信に必要な電力はソーラーセルで発電するから電池交換の時期・費用・手間を心配する必要がありません広い通信エリア特定小電力無線規格(920MHz帯)を採用することで屋外の見通し環境下にて150m以上のエリアをカバーします(※外的要因により本来の性能を発揮できない場合もあります。)テストモード搭載設置場所で、照度のレベル(5段階)と、人感センシングの範囲を容易に確認できます
仕様
名称 アーミン928・人感センサー(天井) 型番ET9-OSC 電源ソーラーセル ※補助バッテリーとしてCR2032電池を搭載可能動作環境室内利用(防水性能なし)温度:-10℃~+40℃/湿度:20~95% ※結露なきこと...
ワッティー 電池駆動換気センサ – 温湿度とCO2を計測可能
会議室をはじめとする閉鎖空間での密閉、密集、密接の「3密」になりがちな場所の二酸化炭素濃度を計測して、換気を促す指標になります。3密を防ぎたい場所への設置に最適です。
特長
非分散型赤外線吸収法(NDIR)方式オートキャリブレーション機能搭載消毒用アルコールで誤動作しない電池駆動により設置場所を選ばない換気の目安を監視CO2 (二酸化炭素)可視化に最適温湿度センサー内蔵EnOcean 通信 (928.35MHz 1mW)環境評価(Well認証)に使用できます塾や受験生の部屋への設置に最適
仕様
名称電池駆動換気センサ(二酸化炭素センサー)メーカーワッティー型番COW-01センシングCO2・温度・湿度通信規格EnOcean無線電源内蔵リチウム電池通信間隔1分、10分、20分、30分間隔で選択可能通信距離30m ~...
照度センサ(卓上タイプ) – 省エネ、快適空間をより簡単に実現
簡単設置:通信経路は自動で選択されるので設定時間の短縮ができます。安定通信:920MHz帯無線通信により、安定した無線通信を可能にします。見える化: 空調の制御だけを行うと場所によって温度のバラつきが出てしまい、不快な環境となることがありますが、ECOnectは実際の温湿度や照度を計測することで最適な環境づくりに貢献します。電力との相関も、無償の見える化ソフト「KW Watcher」で簡単に把握できます。昼休みや夜間などの不要な空調や照明を改善することにもつながり、お得に省エネを実現します。
仕様
■本体仕様
名称 照度センサ(卓上タイプ) 型番UENRSL102項目仕様定格電圧3V DC 電池寿命(+25℃にて)(注1) 10年(送信間隔10分、測定間隔10分時)1年(送信間隔10分、測定間隔1秒時)使用周囲温度-10~+50℃保存周囲温度-20~+70℃使用周囲湿度 30~85%RH(+25℃にて)結露なきこと保存周囲湿度30~85%RH(+25℃にて)結露なきこと耐振動...
PulsarGum TM-005004 – バッテリーフリーで “柔らかい” ビーコン
バッテリーフリーで“柔らかい”ビーコン
太陽光/照明光が当たるとビーコン信号(固有のID )を発信する機能を利用し、信号を受信する機器/ソフトウェアと組み合わせることで、ビーコン設置個所の識別やヒト/モノの導線管理、ナビゲーション等の様々なビジネスシーンを実現出来ます。
特長
照明光/太陽光で動く 防水のため屋外でも大丈夫 軽量で曲面にも貼り付け可
仕様
積層表示灯 LA6-POE(据置きタイプ) – ModbusやPoEに対応した積層表示灯
PoEでらくらく配線。自由に発光色の設定が可能な積層表示灯。
PoEによる電源供給/ネットワーク接続が可能で、PNS/PHN互換コマンド/HTTPによる制御、およびModbus/TCPでの制御が可能な積層表示灯。
特長
Bluetoothを採用コイン電池で長寿命稼働を実現 -...
温度状態監視機器 – 盤内機器の温度状態を遠隔監視
制御盤や配電盤などの盤内にある機器の温度をIoTにより常時遠隔監視し、独自のアルゴリズムで異常発熱を予測することで、設備や装置の異常停止リスクの低減と省人化を両立します。
特長
スキルレス独自アルゴリズムにより、誰でも容易に異常発生に気づけ、熟練者に依存しない保全が可能予知保全将来の温度変化を予測でき、早期に異常傾向を発見、計画的な保全が可能に省人化・点検工数削減温度状態を遠隔から常時監視でき、現場対応は異常発生時のみでOK
仕様
電力マルチトランスデューサ(子機) – 通信部、入出力部、電源部が一体となった 経済的なユニット
電力系統の1回路を接続するだけで、交流諸量の計測が可能です。920MHz帯特定小電力無線局子機を実装しています。特定小電力無線局は工事設計認証取得済みのモジュールを内蔵しており、国内電波法に基づく免許申請が不要で、日本国内のみ使用が可能です。Modbus-RTUプロトコル通信を使用し、特定小電力無線通信 にて入出力を接続するユニットです。
仕様
■機器仕様
名称電力マルチトランスデューサ(子機)形式WL40W1-WTU接続方式・無線通信:SMA型同軸コネクタ・電圧入力:コネクタ形ユーロ端子接続 (適用電線サイズ:φ2.5以下 0.5~3.5mm 2 、 剥離長 7~8mm)・電流入力:ユーロ端子接続 (適用電線サイズ:φ2.4以下...
ソーラービーコン T-WA10 – 電池交換不要のソーラーパワー型ビーコン
小型・軽量で防水性を確保し、携帯性に優れたソーラー駆動型BLEビーコンです。二次電池を搭載しているため、定期的な電池交換作業が不要で屋内の低照度環境下においても継続動作が可能です。
特長
径33.5mm、厚さ7.9mmで、ソーラー発電型のビーコンとしては世界最小サイズを実現。室内照明及び太陽光により発電し、低照度(300ルクス)の環境下でも1秒に1回の周期で発信し続けることが可能。二次電池を搭載し、余剰電力を蓄電することが可能で、フル充電の状態であれば光が当たらない状況でも約2ケ月間動作。(発信間隔:1回/秒)加速度センサーによる動作信号及びソーラーパネルによる受光信号の有無により、発信の周期を切り替え、省電力制御を行うことが可能。LEDライトを搭載し、ボタンを押すことにより電池残量の有無を確認可能。5気圧防水により、屋外や水を扱う作業現場でも使用可能。提げ時計を現代風にアレンジしたシンプルなデザインでオフィスでの使用にもマッチ。
仕様
最大6種のマルチアドバタイズ可能なBLEビーコン- BLE-TM500
6スロットを搭載し最大6種のマルチアドバタイズ可能。iBeacon・Eddystone両規格に対応し両方のデータフォーマットを同時にアドバタイズできるBLEビーコンです。
特長
発信距離・間隔を変えて複数アドバタイズ1m前後~90m/0.1秒~5秒ごと頻度や距離を変えて、通知内容を変えたりおよその位置を判定することができます。6スロットを搭載最大6種のマルチアドバタイズ可能。iBeacon・Eddystone両規格に対応し、両方のデータフォーマットを同時にアドバタイズ可能です。ボタン操作でアドバタイズするトリガーモード搭載ボタン2 回 または3 回の連続タップをトリガーにして、複数のアドバタイズを設定できます。遠隔操作で電源オフが可能アプリからの遠隔操作で、手の届きにくい場所に設置しても簡単に電源をオフできます。無駄な電池消耗を抑制します。IP65仕様の防塵・防滴性能屋外でも使用可能です。
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人感センサーによるレストランの利用状況可視化 – カジュアルレストラン アンソレイラ
カジュアルレストラン アンソレイラでは、人感センサーを使ったシステムで、レストランの空席状況、滞在時間を可視化~分析し、オペレーションの改善~サービスの向上・労働時間短縮・人件費削減を狙った。
仕組み
レストラン内の4名~6名のBOX席には誰かの足が動くと存在を検知するオプテックスの在室検知センサー(CPI-J)を設置することで在不在を検知。また、1~2名席では客が10~15分全く動かないことも多いため、人体の熱を検知する存在検知センサー(CPD-J)を1~2名席には設置しています。
センサーから得られたデータは無線でゲートウェイを介してクラウド上にアップロードされます。空席状況、稼働率、滞在時間等がアプリケーションにより自動集計~ダウンロードできます。
テーブル下に設置したオプテックス社の在室検知センサー(CPI-J)と存在検知センサー(CPD-J)テーブルの下に両面テープで張り付けるだけで、数か月だけ利用して取り外す際も大掛かりな撤去工事は不要。
高額医療機器の所在管理 – 医療機関
医療機関において、心電計や吸入器などの高額医療機器は移動式のものが多く、様々な場所で使われるため、使いたいときにどこにあるかがわからないといった課題が、医療機器を管理されている部門で発生していた。IoT技術を使い、どの医療機器がいまどこにあるかが即座にわかる仕組みを作り改善した。
仕組み
病棟のエレベータフロアや廊下など、人や物の移動ルートの分岐先(出入口)に受信機(IoTゲートウェイ)を設置し、BLEビーコンの受信網を構築。心電計、呼吸器などの高額医療機器には、屋内の照明光で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”PB10-B”を装着。ビーコン電波を何時、どの受信機で受信したかをサーバー側で管理する仕組み。“PB10-B”は病院内の照明で発電したエネルギーを使いBLE信号が発信できるため、電池交換の心配もなく各機器の所在管理が出来ることが評価されている。構築されている受信網はモノだけではなく、人の位置情報システムにも利用できる。今後の拡張として医者、看護師、事務員などの病院スタッフや、患者さんの位置情報管理への応用を提案している。人の場合は歩行時の体の振動で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”EB10-B"が利用できる。こちらも電池交換の心配をする必要のないシステムとなる。
使用機器
児童の登下校をセキュアに見守り – 光和ネットサービス
仕事や家庭の事情などで児童の通学時に送り迎えができない場合、登下校の状況が分からず、帰宅時間が遅い時などは心配が募っていたが、児童のランドセルに取り付けた電池レスビーコンの電波を受信するシステムを導入することで、児童が学校に着いたのか?学校を出たのか?分かるようになったので不安が解消された。
仕組み
ランドセルに取り付けられた電池レスビーコンは、歩行時の振動で発電したエネルギーを使って、暗号化したBLE信号を発信している。校門などに取り付けられた受信機(IoTゲートウェイ)の近くを通ることで、その信号がキャッチされ、登録された保護者に校門通過メールが通知される。
BLEビーコンを使った児童見守りシステムは他社からも展開されているが、本システムの特徴は以下の差別化機能を持たせたことにある。①振動発電型電池レスビーコンを採用コイン電池を採用した一般的な電池ビーコンの場合は6~12ヶ月程度で電池交換をする必要があるが、ランドセルの横に取付けた振動発電型電池レスビーコンは、歩行時の振動で揺れることによって発電してBLE信号を発信する。電池交換を気にする必要がない。②信号が毎回変化するセキュア機能を採用iBeacon方式のBLE信号は、フリーで公開されているスマホアプリでもUUID/Major/Minorなどの電波の中味を読み取ることができるので、BLEビーコンの持ち主を特定することができる。これは児童の見守用途で使っているBLEビーコンが、真逆のストーカー用便利ツールにもなってしまう可能性を持っていることを意味している。そこで、電池レスビーコンに暗号化技術を組込み、毎回異なったBLE信号を発信する機能を加えた。これにより、仮に電波を傍受されてもBLEビーコンの特定が困難になる為、ストーカーによる被害を受け難いシステムになった。
「キーチェッカー」ICタグ版 – 鍵の本数点検時間を1/10に短縮
鍵管理システム「キーチェッカー」ICタグ版は鍵の存在確認点検(棚卸)の所要時間を人手の1/10に短縮し、短時間で確実に点検・記録します。鍵を誰が持ち出したか、存在状況や履歴の確認も行えます。これら全ての機能を低コストでご導入頂けます。
ソリューションの特長
大量の鍵の点検や貸出・返却が短時間で簡単に行えます。用途に応じて「ハンディ」と「据え置き」の2タイプをご用意。安価なICタグの利用で、導入費用が抑えられます。 多彩な拡張機能。(商品、機器の棚卸しなど)
仕組み
「パトラスト」スマートフォン版 – スマホで施設の巡回記録・報告書作成を超短時間で
巡回記録をICタグとスマートフォンを使用し、簡単にリアルタイムで取得・報告する事が可能です。リアルタイムにデータ送信を行いますので改ざんは一切出来ません。依頼元様にもデータを閲覧頂けますので毎日報告する手間も省けます。
スマートフォンをタグリーダーとして使用可既存のスマートフォンを利用でき、導入コストを抑えられます。巡回報告書はボタンひとつで出力巡回記録はデータ化されているので改ざんを防ぐことができます。導入はICタグとスマートフォンを用いるだけとても簡単です。
仕組み
担当者(警備員など)がICタグリーダー機能をもつスマートフォンを持ち歩き、 施設の巡回ポイントに張り付けられたICタグをスマートフォンで読み取る事によって巡回実施実績が自動で記録される。また、そのデータをもとに巡回実績も自動で作成されます。
「パトラスト」スタンドアロン版 – 警備巡回の記録・報告書作成を超短時間で
「パトラスト」スタンドアロン版は警備巡回の記録・報告書作成が超簡単な操作で行えます。記録は絶対に改ざん不可能で高い信頼性の巡回記録を保証致します。 またリーダー重量も100gと巡回記録システムの中では世界最軽量で警備員様の負担も軽減します。
ICリーダーが小型ICリーダーはペン型で100g程度。ポケットに入り、片手で操作が可能です。巡回報告書はボタンひとつで出力巡回記録はデータ化されているので改ざんを防ぐことができます。導入はICタグとリーダーを用いるだけとても簡単です。ICリーダーが日本製日本で製造・保守をしているので壊れたときも安心!
仕組み
担当者(警備員など)がICタグリーダーを持ち歩き、 施設の巡回ポイントに張り付けられたICタグをリーダーで読み取る事によって巡回実施実績が自動で記録されます。また、そのデータをもとに巡回実績も自動で作成されます。
特集記事
人感センサーによるレストランの利用状況可視化 – カジュアルレストラン アンソレイラ
カジュアルレストラン アンソレイラでは、人感センサーを使ったシステムで、レストランの空席状況、滞在時間を可視化~分析し、オペレーションの改善~サービスの向上・労働時間短縮・人件費削減を狙った。
仕組み
レストラン内の4名~6名のBOX席には誰かの足が動くと存在を検知するオプテックスの在室検知センサー(CPI-J)を設置することで在不在を検知。また、1~2名席では客が10~15分全く動かないことも多いため、人体の熱を検知する存在検知センサー(CPD-J)を1~2名席には設置しています。
センサーから得られたデータは無線でゲートウェイを介してクラウド上にアップロードされます。空席状況、稼働率、滞在時間等がアプリケーションにより自動集計~ダウンロードできます。
テーブル下に設置したオプテックス社の在室検知センサー(CPI-J)と存在検知センサー(CPD-J)テーブルの下に両面テープで張り付けるだけで、数か月だけ利用して取り外す際も大掛かりな撤去工事は不要。
高額医療機器の所在管理 – 医療機関
医療機関において、心電計や吸入器などの高額医療機器は移動式のものが多く、様々な場所で使われるため、使いたいときにどこにあるかがわからないといった課題が、医療機器を管理されている部門で発生していた。IoT技術を使い、どの医療機器がいまどこにあるかが即座にわかる仕組みを作り改善した。
仕組み
病棟のエレベータフロアや廊下など、人や物の移動ルートの分岐先(出入口)に受信機(IoTゲートウェイ)を設置し、BLEビーコンの受信網を構築。心電計、呼吸器などの高額医療機器には、屋内の照明光で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”PB10-B”を装着。ビーコン電波を何時、どの受信機で受信したかをサーバー側で管理する仕組み。“PB10-B”は病院内の照明で発電したエネルギーを使いBLE信号が発信できるため、電池交換の心配もなく各機器の所在管理が出来ることが評価されている。構築されている受信網はモノだけではなく、人の位置情報システムにも利用できる。今後の拡張として医者、看護師、事務員などの病院スタッフや、患者さんの位置情報管理への応用を提案している。人の場合は歩行時の体の振動で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”EB10-B"が利用できる。こちらも電池交換の心配をする必要のないシステムとなる。
使用機器
児童の登下校をセキュアに見守り – 光和ネットサービス
仕事や家庭の事情などで児童の通学時に送り迎えができない場合、登下校の状況が分からず、帰宅時間が遅い時などは心配が募っていたが、児童のランドセルに取り付けた電池レスビーコンの電波を受信するシステムを導入することで、児童が学校に着いたのか?学校を出たのか?分かるようになったので不安が解消された。
仕組み
ランドセルに取り付けられた電池レスビーコンは、歩行時の振動で発電したエネルギーを使って、暗号化したBLE信号を発信している。校門などに取り付けられた受信機(IoTゲートウェイ)の近くを通ることで、その信号がキャッチされ、登録された保護者に校門通過メールが通知される。
BLEビーコンを使った児童見守りシステムは他社からも展開されているが、本システムの特徴は以下の差別化機能を持たせたことにある。①振動発電型電池レスビーコンを採用コイン電池を採用した一般的な電池ビーコンの場合は6~12ヶ月程度で電池交換をする必要があるが、ランドセルの横に取付けた振動発電型電池レスビーコンは、歩行時の振動で揺れることによって発電してBLE信号を発信する。電池交換を気にする必要がない。②信号が毎回変化するセキュア機能を採用iBeacon方式のBLE信号は、フリーで公開されているスマホアプリでもUUID/Major/Minorなどの電波の中味を読み取ることができるので、BLEビーコンの持ち主を特定することができる。これは児童の見守用途で使っているBLEビーコンが、真逆のストーカー用便利ツールにもなってしまう可能性を持っていることを意味している。そこで、電池レスビーコンに暗号化技術を組込み、毎回異なったBLE信号を発信する機能を加えた。これにより、仮に電波を傍受されてもBLEビーコンの特定が困難になる為、ストーカーによる被害を受け難いシステムになった。
「キーチェッカー」ICタグ版 – 鍵の本数点検時間を1/10に短縮
鍵管理システム「キーチェッカー」ICタグ版は鍵の存在確認点検(棚卸)の所要時間を人手の1/10に短縮し、短時間で確実に点検・記録します。鍵を誰が持ち出したか、存在状況や履歴の確認も行えます。これら全ての機能を低コストでご導入頂けます。
ソリューションの特長
大量の鍵の点検や貸出・返却が短時間で簡単に行えます。用途に応じて「ハンディ」と「据え置き」の2タイプをご用意。安価なICタグの利用で、導入費用が抑えられます。 多彩な拡張機能。(商品、機器の棚卸しなど)
仕組み
ソリューション
Kisense® Buildings – エネルギー管理システム
Kisense® はエネルギー利用者や発電事業者など、すべての顧客ニーズに対応できる先進のエネルギー管理プラットホームです。電気使用量などのレポート取得、リアルタイムのON/OFF制御、ピークカット、過去データとの比較をすることができ、CO2削減量を可視化、設備異常の早期検知などを行うことができます。
会議室IoT – ファンブライト
システム表示画面例
ファンブライトでは、会議室やWeb会議ブースなどの利用状況を可視化・状況把握する各種IoTサービスを提供しています。機器選定や設定・導入作業、導入後の運用まで担当しており、容易にIoTサービスが導入可能です。また、様々な無線センサーに対応しており、クラウドサービスやサイネージなどもご利用いただけます。
IoT用途の効果検証に – ka-Shika
株式会社エヌエステックは、最低限の費用でIoT導入効果を測ることができるキット「ka-Shika(カシーカ)」を開発。センサー、IoTゲートウェイ、サーバーをすべてキッティングしており、購入後は遠隔でセンサーデータをモニターするなど、すぐにIoTの実証実験が可能です。
仕組み
「キーチェッカー」ICタグ版 – 鍵の本数点検時間を1/10に短縮
鍵管理システム「キーチェッカー」ICタグ版は鍵の存在確認点検(棚卸)の所要時間を人手の1/10に短縮し、短時間で確実に点検・記録します。鍵を誰が持ち出したか、存在状況や履歴の確認も行えます。これら全ての機能を低コストでご導入頂けます。
「パトラスト」スマートフォン版 – スマホで施設の巡回記録・報告書作成を超短時間で
巡回記録をICタグとスマートフォンを使用し、簡単にリアルタイムで取得・報告する事が可能です。リアルタイムにデータ送信を行いますので改ざんは一切出来ません。依頼元様にもデータを閲覧頂けますので毎日報告する手間も省けます。
「パトラスト」スタンドアロン版 – 警備巡回の記録・報告書作成を超短時間で
「パトラスト」スタンドアロン版は警備巡回の記録・報告書作成が超簡単な操作で行えます。記録は絶対に改ざん不可能で高い信頼性の巡回記録を保証致します。 またリーダー重量も100gと巡回記録システムの中では世界最軽量で警備員様の負担も軽減します。
OpenBlocksについて
OpenBlocks IoT EX1 – 多様なインターフェイスとノンプログラミング接続可能なIoTゲートウェイ
BTやWLANに加えセンサーや業務用機器などの機器と接続するためのRS-232C/RS-485や、有線インターネット接続のためのEthernet ポートなど多様なインターフェイスを標準搭載し、新たにIoTに必要である多様な機能を含むファームウェア「Plat’Home IoT Gateway Software FW3」も搭載、さらにLTE/3GやWi-SUN・EnOceanなどのモジュールも搭載可能です。
OpenBlocks IoT BXシリーズ – 手のひらサイズのIoTマイクロサーバー
手のひらサイズで様々な場所への設置が可能なIoTマイクロサーバーです。 NTTドコモ4G LTE/3GおよびKDDI LTE網対応に対応し、地域BWA、WLAN 、BTの無線モジュールを標準搭載。様々なセンサー等とプログラミングレス接続を可能にする「Plat’Home IoT Gateway Software FW3」も搭載。また各種オプションケーブルを使用することでUSB、RS-232C、RS-485、GPIOなどのインターフェイスも利用可能です。
OpenBlocks IoT VX2 – 堅牢・コンパクト・最先端のIoTゲートウェイ
筐体、CPU等のハードウェア性能、搭載ソフトウェア等、全てが最先端で、エッジコンピューティング等、様々な用途に使用することができるIoTゲートウェイです。
小型・ファンレス・堅牢な筐体設計
Plat’Home IoT Gateway Software FW4 -プログラミングレスでIoTデバイスや各種クラウドに接続
IoTシステムでは様々なセンサーやデバイスなどの各種機器や、クラウドサービスとの接続が必要となりますが、それぞれに採用している通信規格やプロトコルが異なり、各種プログラミングを行わなければなりません。
Plat'Home IoT Gateway Software FW4は、それらの通信規格やプロトコルに対応し、コマンドラインではなくWeb UIによる視覚的操作で、かつプログラミングレスでの接続を実現した、OpenBlocks IoTゲートウェイに搭載されているソフトウェアです。
特集記事
人感センサーによるレストランの利用状況可視化 – カジュアルレストラン アンソレイラ
カジュアルレストラン アンソレイラでは、人感センサーを使ったシステムで、レストランの空席状況、滞在時間を可視化~分析し、オペレーションの改善~サービスの向上・労働時間短縮・人件費削減を狙った。
仕組み
レストラン内の4名~6名のBOX席には誰かの足が動くと存在を検知するオプテックスの在室検知センサー(CPI-J)を設置することで在不在を検知。また、1~2名席では客が10~15分全く動かないことも多いため、人体の熱を検知する存在検知センサー(CPD-J)を1~2名席には設置しています。
センサーから得られたデータは無線でゲートウェイを介してクラウド上にアップロードされます。空席状況、稼働率、滞在時間等がアプリケーションにより自動集計~ダウンロードできます。
テーブル下に設置したオプテックス社の在室検知センサー(CPI-J)と存在検知センサー(CPD-J)テーブルの下に両面テープで張り付けるだけで、数か月だけ利用して取り外す際も大掛かりな撤去工事は不要。
高額医療機器の所在管理 – 医療機関
医療機関において、心電計や吸入器などの高額医療機器は移動式のものが多く、様々な場所で使われるため、使いたいときにどこにあるかがわからないといった課題が、医療機器を管理されている部門で発生していた。IoT技術を使い、どの医療機器がいまどこにあるかが即座にわかる仕組みを作り改善した。
仕組み
病棟のエレベータフロアや廊下など、人や物の移動ルートの分岐先(出入口)に受信機(IoTゲートウェイ)を設置し、BLEビーコンの受信網を構築。心電計、呼吸器などの高額医療機器には、屋内の照明光で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”PB10-B”を装着。ビーコン電波を何時、どの受信機で受信したかをサーバー側で管理する仕組み。“PB10-B”は病院内の照明で発電したエネルギーを使いBLE信号が発信できるため、電池交換の心配もなく各機器の所在管理が出来ることが評価されている。構築されている受信網はモノだけではなく、人の位置情報システムにも利用できる。今後の拡張として医者、看護師、事務員などの病院スタッフや、患者さんの位置情報管理への応用を提案している。人の場合は歩行時の体の振動で発電してBLEビーコンを発信する電池レスの”EB10-B"が利用できる。こちらも電池交換の心配をする必要のないシステムとなる。
使用機器
児童の登下校をセキュアに見守り – 光和ネットサービス
仕事や家庭の事情などで児童の通学時に送り迎えができない場合、登下校の状況が分からず、帰宅時間が遅い時などは心配が募っていたが、児童のランドセルに取り付けた電池レスビーコンの電波を受信するシステムを導入することで、児童が学校に着いたのか?学校を出たのか?分かるようになったので不安が解消された。
仕組み
ランドセルに取り付けられた電池レスビーコンは、歩行時の振動で発電したエネルギーを使って、暗号化したBLE信号を発信している。校門などに取り付けられた受信機(IoTゲートウェイ)の近くを通ることで、その信号がキャッチされ、登録された保護者に校門通過メールが通知される。
BLEビーコンを使った児童見守りシステムは他社からも展開されているが、本システムの特徴は以下の差別化機能を持たせたことにある。①振動発電型電池レスビーコンを採用コイン電池を採用した一般的な電池ビーコンの場合は6~12ヶ月程度で電池交換をする必要があるが、ランドセルの横に取付けた振動発電型電池レスビーコンは、歩行時の振動で揺れることによって発電してBLE信号を発信する。電池交換を気にする必要がない。②信号が毎回変化するセキュア機能を採用iBeacon方式のBLE信号は、フリーで公開されているスマホアプリでもUUID/Major/Minorなどの電波の中味を読み取ることができるので、BLEビーコンの持ち主を特定することができる。これは児童の見守用途で使っているBLEビーコンが、真逆のストーカー用便利ツールにもなってしまう可能性を持っていることを意味している。そこで、電池レスビーコンに暗号化技術を組込み、毎回異なったBLE信号を発信する機能を加えた。これにより、仮に電波を傍受されてもBLEビーコンの特定が困難になる為、ストーカーによる被害を受け難いシステムになった。
「キーチェッカー」ICタグ版 – 鍵の本数点検時間を1/10に短縮
鍵管理システム「キーチェッカー」ICタグ版は鍵の存在確認点検(棚卸)の所要時間を人手の1/10に短縮し、短時間で確実に点検・記録します。鍵を誰が持ち出したか、存在状況や履歴の確認も行えます。これら全ての機能を低コストでご導入頂けます。
ソリューションの特長
大量の鍵の点検や貸出・返却が短時間で簡単に行えます。用途に応じて「ハンディ」と「据え置き」の2タイプをご用意。安価なICタグの利用で、導入費用が抑えられます。 多彩な拡張機能。(商品、機器の棚卸しなど)
仕組み
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Society5.0の実現にむけたスマートハウスをIoT技術で構築 – 日立東大ラボ
社会課題解決と経済発展を両立する未来社会”Society 5.0”を実現する取り組みの中で、特に独居高齢者を想定した、センシングから見える化の先までも実現する次世代のスマートハウスの実現を目指している。スマートハウス構築の研究を進めるにあたり環境構築が急務であり、本番運用にもそのまま活用できることを目指した実験用模擬住宅を構築した。
仕組み
居住空間の温度や湿度のセンシングデバイス、ドアの開閉センサー、人感センサー等のデータをIoTゲートウェイで収集し、収集したデータはデータの蓄積・可視化が行えるオンプレミス型のサーバーを利用しており、インターネット環境が無い場所でも使える仕組みになっている。
ビル内施設の混雑度をサイネージで見える化 – 都内某所ビル
都内某所ビル内の各施設(喫煙所・エレベーターホール・食堂・店舗等)は時間帯によって混雑しており、利用者が利用したいときに利用できない事が頻繁に起こっていました。これを人感センサーで可視化し、デジタルサイネージに各混雑状況をリアルタイムで表示することで、利用者が混雑している時間帯を避けて利用したり、エレベータを制御するなど、利便性が向上しました。
仕組み
各施設に人数をカウントできるタイプの人感センサーを設置し、クラウド上にデータを蓄積、クラウドからサイネージに対して混雑状況を表示しています。
街中の子どもや高齢者の見守りを実現するサービスを提供 – 阪神電気鉄道・アイテック阪急阪神
児童や生徒が被害者となる事件や、認知症高齢者の徘徊問題などが全国各地で増加しており、BLEビーコンの技術を通して子どもや高齢者の所在を常に把握することで、犯罪及び事故に遭遇するのを未然に防ぐための地域ぐるみの見守り体制を構築した。
仕組み
子どもや高齢者などの対象者にビーコンを身に付けてもらい、ビーコンが発する電波を、伊丹市内の電柱に設置されたビーコンの受信器がキャッチし、対象者がどの時間にどの場所付近にいたかを保護者が把握する事が出来るようになった。
電力インフラで点検・巡視等の業務にIoT技術を活用 – 中部電力
高経年化した電柱等、設備の効率的な維持管理や、再生可能エネルギーの普及による電力の需給構造等、事業環境の変化に伴う課題があり、ICT/IoT技術や汎用機器を用いて、機器の稼働状態を常時監視し、点検業務の省力化を図る等、業務効率化・高度化を行った。
仕組み
従来、電柱にロガーを設置し、SDカードを作業員が持ち帰り、データ分析を行っていたが、電柱にIoTゲートウェイを設置し、クラウドにデータを集約、ゲートウェイをリモート管理することにより、効率化・高度化が実現。訪問コストの大幅な削減が実現。
電柱に設置されたIoTゲートウェイ