MORAT GW(MOdbus to Rest Api Transfer GateWayの略) は市販のFA機器を用いてクラウドによるセンシング・コントロールを実現するIoTゲートウェイです。
ソリューションの特長
- 産業機器で多く使われているModbus RTU規格を使用してデータを収集・制御
- データ収集や解析、制御はすべてクラウド側で行うため設置後の機能拡張や制御ロジックの変更が容易
- MORAT GWとクラウド間の通信にはSORACOM Airを使用。携帯電話網の電波が受信できるところならどこでも設置可能
- 閉域網サービスも利用可能で、閉域網下でのデータ送受信やセキュアなリモート接続によるMORAT GWの設定変更などにも対応
仕組み
Modbus RTUに対応した各種センサーからMORAT GWを介してクラウドでデータを収集し、同じくModbus RTUに対応した各種アクチュエーターの制御をクラウド上で行います。また、クラウド上で収集したデータの可視化も可能です。

ユースケース
MORAT GWを用いて、電力を高圧受電している工場などで電気の使いすぎを監視・自動制御する仕組みである「電力デマンドコントロール」に活用できます。これまでの電力デマンドコントロール機器に比べ、非常に低コストで同等以上の機能を実現可能です。
ソリューション情報
ソリューションベンダー | 株式会社KYOSO |
ソリューション名 | MORAT GW |
MORAT GWの主な動作仕様 | 電源:DC10-48VまたはAC100V(付属のACアダプタ) 動作温度:-20℃〜+60℃ 動作湿度:20%〜80%Rh(結露なきこと) |