ワイヤレス電流センサノード「SW-42D0-1000」は設備の分電盤の電源ケーブルに、CT(カレントトランス)を接続することにより電流値を測定、920MHz帯無線で送信すると同時に、その電流を電源とし、継続動作が可能なエネルギーハーベスト型センサーです。配線工事や定期的な電池交換をすることなく、継続的に設備の稼働状況や消費電力を見える化をすることが可能になります。
特長
- 電源・通信配線レスで簡単設置
- 分電盤の電源ケーブルに、CTを接続することで電流値を測定し、920MHz帯無線で送信。また測定電流を電源とするので、電気工事や定期的な電池交換が不要
- 1Aあれば動作・測定・送信が可能
- 測定電流が1A以上あれば、測定、送信することが可能。消費電流の少ない機器なども電流・電力の見える化をすることが可能
- 測定は独立4系統で、3つの配電方式に対応
- 測定回路は4系統あり独立で測定。一般的な配電方式である単相2線、単相3線、三相3線に対応しています。
- 電力量を簡易測定
- 本体に仮想電圧、仮想力率を設定することで有効電力、および積算電力の簡易測定が可能
- 広範囲通信や安定した通信が可能
- 別売のルータ(中継機)を利用することで、マルチホップ接続による広範囲な通信や複数ルートでの安定した通信が可能
仕様
名称 | 電流センサノード |
メーカー | セイコーインスツル |
型番 | SW-42D0-1000 |
配電方式 | 単相2線(1CT)、単相3線(2CT)、三相3線(2CT) |
電流測定範囲 | 0~600A(レンジ毎に30A、100A、300A、600A のCTが使用可) |
電流測定精度 | 1%FS(各レンジ ±0.3A、±1A、±3A、±6A) |
送信周期 | 1、5、10分 |
測定項目 | 電流(rms)、有効電力、積算電力量(プロパティ設定による) |
無線方式 | 920Mhz 特定小電力無線(ARIB-STD-T108) |
外形寸法(本体) | 68×22×110.2 W×D×H (mm) |
IoTゲートウェイソフトウェア | 対応バージョン FW4.x : Ver. 4.0.0以上に対応 FW3.x : Ver. 3.4.0以上に対応 |