- 簡単設置:通信経路は自動で選択されるので設定時間の短縮ができます。
- 安定通信:920MHz帯無線通信により、安定した無線通信を可能にします。
- 見える化: 空調の制御だけを行うと場所によって温度のバラつきが出てしまい、不快な環境となることがありますが、ECOnectは実際の温湿度や照度を計測することで最適な環境づくりに貢献します。
電力との相関も、無償の見える化ソフト「KW Watcher」で簡単に把握できます。
昼休みや夜間などの不要な空調や照明を改善することにもつながり、お得に省エネを実現します。
仕様
■本体仕様
名称 | 照度センサ(卓上タイプ) |
型番 | UENRSL102 |
項目 | 仕様 |
定格電圧 | 3V DC[リチウム電池(CR123A)を1個使用] |
電池寿命 (+25℃にて)(注1) | 10年(送信間隔10分、測定間隔10分時) 1年(送信間隔10分、測定間隔1秒時) |
使用周囲温度 | -10~+50℃ |
保存周囲温度 | -20~+70℃ |
使用周囲湿度 | 30~85%RH(+25℃にて)結露なきこと |
保存周囲湿度 | 30~85%RH(+25℃にて)結露なきこと |
耐振動 | 10~55Hz 1掃引/1分間、複振幅0.75mm X、Y、Z 各方向 10分間 |
耐衝撃 | 98m/s2以上 X、Y、Z 各方向4回 |
耐輻射ノイズ性 | 1000Vp-p パルス幅50ns、1μs(ノイズシミュレータ法による) |
本体質量 | 約100g(電池含む)、約80g(電池除く) |
防水性能 | なし |
IoTゲートウェイソフトウェア 対応バージョン | FW4.x : Ver. 4.0.0以上に対応 FW3.x : Ver. 3.0.0以上に対応 FW2.x : Ver. 2.1.2以上に対応 |
920MHz無線ユニット RS-232タイプ(親機) または RS-485タイプ(親機) が別途必要になります。
(注1): 電波環境が良好な場合です。送信間隔が短い場合や常温以外で使用した場合、電池寿命が短くなります。測定間隔1秒は照度センサのみの機能で、送信間隔の設定スイッチを0~7に選択した場合に測定間隔が1秒になります。
■機能仕様
項目 | 仕様 |
種別 | 照度センサ内蔵 |
測定種別 | 照度 |
測定間隔 | 送信間隔毎、または1秒毎 |
測定数 | 1 |
測定範囲 | 0~50,000 ℓx(注1) |
測定精度 | ±15% (1,000 ℓxにおいて) |
分解能 | 10 ℓx |
(注1): 光源は蛍光灯、白熱灯、白色LED、太陽光など。なお、太陽光を直接測定することはできません。
■無線仕様
項目 | 仕様 |
無線規格 | IEEE802.15.4g準拠 ARIB STD-T108準拠 |
通信距離 | 約200m(見通しの良い直線距離にて) |
電波出力 | 最大20mW |
使用周波数 | 922.3~928.1MHz |
グループ数 | 0001~00FFまで選択可能(255グループ)(注1) |
チャネル数 | 14チャネル(ENR1無線環境ユニットの奇数チャネルのみ) |
占有帯域幅 | 400kHz(2チャネル分)(注2) |
同一通信エリア内 チャネル設定数 | 推奨 5チャネル(注3) (連続送信時の電波干渉の影響を避ける条件) |
無線通信速度 | 100kbps |
通信形態 | メッシュ(無線環境ユニット子機を含めて最大100台接続(注4)) |
中継機能 | なし |
(注1): 無線環境センサでは上位2桁は「00」固定です。下位2桁を01からFFまでを本体のスイッチで設定します。ENR1無線環境ユニットでは上位2桁は「00」に固定して0001から00FFまでを選択してください。
(注2): チャネル割当は単位占有帯域幅200kHzの2チャネル分を使用し、400kHz幅としています。複数チャネルを使用する場合は、隣り合うチャネルの使用を避けてください。
(注3): 同一通信エリア内で連続送信を行なう場合、相互変調干渉のため混信が発生する恐れがあります。その現象を避けるための推奨チャネル数です。
(注4): ENR1無線環境ユニット子機を含むトータル台数です。各無線環境ユニットに対して最大15台の無線環境ユニットと最大10台の無線環境センサの接続が可能です。したがって、親機1台に対して、最大91台の無線環境センサが可能になります。(無線環境ユニット子機9台を接続した場合)
■設定仕様
項目 | 仕様 |
グループ | 255グループ[01(h)~FF(h)] |
局番 | 01(h)~63(h)(MEWTOCOL) 01(h)~F7(h)[MODBUS(RTU)](注1) |
通信チャンネル | 0(h)~D(h) |
送信間隔 | 10, 20, 30秒 1, 5, 10, 20, 30分(注2) |
シリアル通信プロトコル | – |
シリアル通信設定 | – |
(注1): 局番数は、親機で設定した通信プロトコルに依存します。
(注2): 送信間隔はデータ衝突防止のために約5%の範囲で送信時間を変動させています。
照度センサに関しては、送信間隔の設定スイッチを0~7にしますと、前回の計測から30%の変化があると送信間隔とは別に自動送信します。(100 ℓx以下を除く)
■電池の接続と交換について
<電池の接続>
電池は市販のCR123Aを使用し、極性を間違えないように入れてください。
<電池の交換>
電池残量が少なくなると、LED(ALARM.)が点滅します。
この状態になりましたら、新しい電池に交換してください。
取り外した電池はご使用の地域(自治体)の指示に従って廃棄してください。
廃棄時は電池の端子部にテープなどを巻きつけて絶縁してください。