2023/12/11 11:57:24 AM
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電力マルチトランスデューサ(子機) – 通信部、入出力部、電源部が一体となった 経済的なユニット

エム・システム技研

  • 電力系統の1回路を接続するだけで、交流諸量の計測が可能です。
  • 920MHz帯特定小電力無線局子機を実装しています。
  • 特定小電力無線局は工事設計認証取得済みのモジュールを内蔵しており、国内電波法に基づく免許申請が不要で、日本国内のみ使用が可能です。
  • Modbus-RTUプロトコル通信を使用し、特定小電力無線通信 にて入出力を接続するユニットです。

仕様

■機器仕様

名称電力マルチトランスデューサ(子機)
形式WL40W1-WTU
接続方式・無線通信:SMA型同軸コネクタ
・電圧入力:コネクタ形ユーロ端子接続 (適用電線サイズ:φ2.5以下 0.5~3.5mm 2 、 剥離長 7~8mm)
・電流入力:ユーロ端子接続 (適用電線サイズ:φ2.4以下 0.5~3.5mm 2 、 剥離長 13~15mm)
・補助電源:コネクタ形ユーロ端子接続 (適用電線サイズ:φ2.4以下 0.5~2.5mm 2 、 剥離長 7~8mm)
・保守メンテナンス:miniUSB typeB メスコネクタ
結線方式単相2線、単相3線、三相3線平衡および不平衡負荷、 三相4線平衡および不平衡負荷
ハウジング材質難燃性灰色樹脂
アイソレーション電圧入力-電流入力-補助電源-FE-アンテナコネクタ・設定入出力間
計測項目・電圧:1-N、2-N、3-N、1-2、2-3、3-1
・電流:1、2、3、N
・有効電力:1、2、3、Σ
・無効電力:1、2、3、Σ
・皮相電力:1、2、3、Σ
・力率:1、2、3、Σ
・周波数
・電圧位相角:1-2、2-3、3-1
・有効電力量:受電/送電
・無効電力量:受電/送電/遅れ/進み
・皮相電力量
・高調波:Σ、2~31次
     電圧:1-N、2-N、3-N、1-2、2-3、3-1
     電流:1、2、3、N
・カウント時間
・各最大値、最小値
状態表示ランプ:Power
IoTゲートウェイソフトウェア
対応バージョン
FW4.x:Ver. 4.0.0以上に対応
FW3.x : Ver. 3.0.0以上に対応
FW2.x : Ver. 2.1.2以上に対応

920MHz無線ユニット RS-232タイプ(親機) または RS-485タイプ(親機) が別途必要になります。

■特定小電力無線仕様

通信規格IEEE802.15.4g/ARIB STD-T108
周波数920MHz帯(922.3~928.1MHz)
最大送信出力20mW
帯域幅400kHz
変調方式GFSK
伝送レート 最大100kbps
チャネル33、34~60、61ch
セキュリティ128bit AES
状態表示ランプ920Run、920Link、920ERR
プロトコルModbus-RTU
通信モジュールルータモジュール内蔵 (ファームウェアバージョン:V4.1.1)(沖電気工業製)
無線設定コンフィギュレータソフトウェアにより設定
アンテナ仕様・スリーブアンテナ(形式:MH920-NODE-ANT(S))
 屋内設置
 非防水
 無指向性
 利得:3.0dBi以下
・ルーフトップアンテナ(形式:MH920-NODE-ANT(R))
 屋内/屋外設置
 ケーブル長2.5m
 耐防水性:IPX6(コネクタ部除く)
 無指向性
 利得:3.0dBi以下

■入力仕様
周波数:50/60Hz共用(45~65Hz)

電圧側定格電圧
・線間:480V AC
・N-線間:277V AC(単相2線および単相3線)
概略消費VA:電圧回路≦ULN 2/300kΩ/相
過電圧強度:定格電圧の2倍(10秒)、1.2倍(連続)
一次側電圧設定可能範囲:50~400 000V
電流側定格電流:1Aまたは5A
概略消費VA:電流回路≦I 2 ・0.01Ω/相
過電流強度:定格電流の40倍(1秒)、20倍(4秒)、1.2倍(連 続)
一次側電流設定可能範囲:1~20 000A
一次側電力設定可能範囲:2G VA以下
動作入力範囲
・電圧、電流、皮相電力:定格の120%以下
・有効電力、無効電力:定格の-120~+120%
・周波数:45~65Hz
・COSφ:-1~+1

■設置仕様

補助電源・交流電源:5VA未満
・直流電源:2W未満
使用温度範囲-10~+55℃
保存温度範囲 -10~+55℃
使用湿度範囲10~90%RH(結露しないこと)
使用周囲雰囲気腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
取付DINレール取付(35mmレール)
質量本体:約330g
スリーブアンテナ:25g
ルーフトップアンテナ:52g

■性能

許容差(温度、周波数の影響を含む)・電圧:±0.3%(/Hは±0.2%)*
・電流:±0.3%(/Hは±0.2%)*
・電力:±0.5% *
・力率:±0.5%
・周波数:±0.1% *
・電力量:±1%(/Hは±0.5%)
・高調波:±1% *
・温度の影響:23±10℃
・周波数の影響:45~65Hz
* スパンに対する%で表示
電圧480V、電流:1Aまたは5A、
電力4155W(5A)、831W(1A)
単相3線時の中性線電流、三相3線不平衡時の2線電流、三相 4線不平衡時の中性線電流は入力1%以上で許容差を保証
データ更新周期・高調波と周波数:1.1s以下
・高調波と周波数以外:600ms以下
応答時間2s以下(0→99%)(周波数、高調波は3s以下)
絶縁抵抗100MΩ以上/500V DC
耐電圧電圧入力・電流入力・アンテナコネクタ・設定入出力- 補助電源・FE間
4000V AC 1分間
電圧入力-電流入力-アンテナコネクタ・設定入出力間
2500V AC 1分間
補助電源-FE間
2500V AC 1分間

■適合規格
日本国電波法・電気通信事業法
認証済920MHz帯特定小電力モジュール内蔵

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